【東酒造】克 特集
思いを引き継ぎ百年・・・
「人に優しくて、美味しい」ものを造り続ける東酒造でありたいとの想いで
次の時代を生きる若く優秀な人財と共に、伝承と研究に忙しい日々を送っています。
酒造りにとって水は大切な存在です。
昔から、良い水がある所には良い酒があるといわれています。
鹿児島県内28カ所の湧水を汲んで、丁寧に醸造実験と分析を繰り返し、やがて一つの水源にたどり着きました。
それは、鹿児島市七窪という地にある大重谷の湧水です。
シラス台地という巨大な天然のろ過装置によって生まれた水は、昔から地元の方にも愛されている清らかな水で、この湧水を使用していることが、口当たりがまろやかでおいしい酒を造ることが出来る理由の一つです。
「何事も自然が一番」という東酒造の思いとこだわりは、ここにも生かされています。
こだわりの熟成機
焼酎は熟成させる事で、飲みやすく華やかな香りを生み出しますが、それを独自の技術で作り上げた熟成機を使用し、タンク内に対流を起こしながらゆらぎを与え、自然に気体化したガスを炭でろ過し、再度冷却してタンク内に戻すことでアルコールや芋焼酎の独特の臭みを取り除き、より飲みやすい酒質に仕上げています。
そして、魔王を造った三代目杜氏 前村貞夫が東酒造へ復帰し、前村杜氏が人生の集大成作品として精魂込めて造り上げた焼酎が「克」です。
「克」は「負けるな人生、己に克」 という前村杜氏自身の思いを込めて生まれました。
その後、前村杜氏が後継者として指名したのが、四代目杜氏大迫重孝さん。
大学卒業後、宮大工の経験もある異色の経歴です。
三代目前村杜氏のもと10年間修行して、平成15年四代目杜氏となりました。
前村杜氏から品質へのこだわりを習得、建築設計で学んだ綿密な感覚と創造性が、鋭い観察力を育み、独自の技術を高めながら丁寧に酒造りを行っております。
「杯を重ねる度に美味しくなる焼酎が本当に美味しい焼酎」という創業者東喜内の教えを守り、商品開発を行っております。
芯の強さと他にはない唯一無二の味わいを志向しつつも ファーストインパクトだけでなく何度飲んでも飲み飽きない製品造りを目指しております。。。
克 the decade -10年貯蔵-
かつ でぃけいど
予め25度に加水した状態で熟成させるという「瓶熟」手法を用い、前村杜氏の技と情熱で磨き上げた「克」を十年間じっくりと熟成させました。
十年の歳月を経て「克」がどのような味わいに進化したのか、飲んだ人だけが味わえる特権です。
「克」は原酒を大隈・南薩・北薩それぞれの三地区の薩摩芋・水を用い、その地区地区で醸造し、東酒造本社工場で丁寧に手入れした後、それぞれの品質を吟味しながらブレンドします。
そして、最後に吟味された黒麹原酒を微量ブレンドし、更に熟成させることで独特の味を創出させ、ほのかな甘みが、呑むほどに飽きない旨さを演出します。
コクや芋のふくよかさはそのままに更に芋の甘みを追求し、究極の芋焼酎とも言える逸品です。
ナンバリング入りで70本限定
克 芋
かつ いも
克は、それぞれの地区で栽培された黄金千貫芋と水を用い、醸造された白麹原酒を三種ブレンド。
最後に、黒麹原酒を微量ブレンドし、更に、熟成により独自の味を創出。
ほのかな甘みが呑むほどに飽きない旨さを演出します。
お湯割りは、80℃のお湯5~4に焼酎5~6を注ぎ、40℃~50℃で。
ロック、水割りでもお楽しみいただけます。
克 麦
かつ むぎ
麦の特性を重視した常圧蒸留酒を樫樽の新樽と古酒で熟成し、特に口当たりの柔らかさと喉越の滑らかさを重視してブレンドした本格麦焼酎です。
そのままの味をまずはお楽しみ下さい。
お湯割りは、80℃のお湯5~4に焼酎5~6を注ぎ、40℃~50℃で。
ロック、水割りでもお楽しみいただけます。
克 前村十家註
かつ まえむらじゅっかちゅう
克 前村十家註は、克(芋)の原酒を3ヶ月間甕壷で熟成させ、さらに黒麹で仕込んだ原酒をブレンドして仕上げました。
芋の香りを更に高め、かめ壷貯蔵由来のふくよかさ、甘み高くしっかりとしたボディーと深いコクが味わえる芋焼酎。
「十家註」とは前村家に代々伝わる焼酎造りの極意十項目の意味で、前村貞夫杜氏が薩摩焼酎の伝統を守り、未来永劫の繁栄を願い、杜氏人生の最後に、未来の杜氏たちに贈ったバイブル的な芋焼酎です。
克 無手勝流
かつ むてかつりゅう
瓶を開けた瞬間に広がるマスカットのような爽やかな香り、飲むとライチを感じさせる甘い味わい。
甘熟芋原酒を複数の個性ある原酒とアサンブラージュしたその香りと味わいにきっと驚くでしょう。
無手勝流とは戦わずして勝つの意味、比較されない唯一無二の焼酎を目指し無手勝流と命名。
勝負にこだわる克を体現するために日本古来の伝統色「勝色」でラベルカラーを仕上げました。
克 限定ラベル
かつ げんていらべる
克とは「己に勝つ」を意味します。
克を飲むことで縁起を担ぎ勝利を目指す、まさに勝利の象徴のお酒です。
宮崎県日向市にある大御(おおみ)神社は、日本最大級のさざれ石があり、「君が代」の歌詞の中にもある「さざれ石」とは細かい石のことで、細かい石が時間をかけて積み重なって巌(大きな石)になるという意味で「君が代」は日本の恒久的な繁栄を願った歌詞であるといわれております。
皆の気持ちが一つになれば大きな力(巌)となり道が拓けるとの思いから勝利を目指すアスリート達の聖地になっています。
(2019年のラグビー日本代表も試合前に大御神社のさざれ石の前で勝利を誓いました)
混迷を極める日本、気持ちが一つになれば困難を乗り越えられることを祈願し「克 限定ラベル」を大御神社に奉納されました。
完売即必至!お見逃しなく!!